当社は太陽電池モジュールGシリーズ「PREMIUM BLUE」([プレミアムブルー]タイプ)につきまして、性能と安全性を高めた新製品を発売いたします。
Gシリーズ「PREMIUM BLUE」はヘテロ接合構造セル、波長変換技術という高効率化技術を搭載した、当社のハイエンドモデルです。

 

 

新製品では新たにハーフカットセルと9本バスバーを採用し、標準的な機種で公称最大出力348Wと大幅な高出力化を実現しております。また内部電流の低下によって本体の温度上昇を抑制するなど、安全性、信頼性についても向上しております。

■9本バスバーによる発電性能の向上
電子がバスバーに到達するまでの距離を短くすることで電子の経路が混雑しないので、内部ストレスが減少し、モジュールの電力損失を軽減します。

 

 

■丸い形状の電極を採用して変換効率の向上
セルをつなぐ電極が丸いことにより、セルへの太陽光の反射を増やすことができます。ガラスの再反射により、セルに届く光の量が増加します。

 

 

■ハーフカットセルによる安全性の向上
セルを半分にすると内部電流が半減し抵抗が低下するため、電力損失が減少します。また、部分的に影がかかった場合の電流抵抗による温度上昇も抑制され、安全性が向上します。

 

 

■白色封止材の採用による発電量の増加
セル裏側の封止材の色を透明から白色に変更したことで、白色封止材で反射した太陽光がセルに届き、発電量が増加します。

 

 

■レイアウト性の向上
標準的な大きさのモジュールCS-348G81(348W)には短辺が3分の2の長さのサブモジュールCS-232G81(232W)をラインナップし、様々な屋根の大きさに対応できます。また、コンパクトなCS-232G81S(232W)は日本の屋根形状に適しやすいサイズとなっております。

 

 

当社はこれからも、太陽光発電システムをはじめとする機器の高性能化、高品質化により、再生可能エネルギーの普及、脱炭素社会の実現に貢献して参ります。